WS03_坂口直也|Show Guyの生涯(自分抽象画)

2021.01.17

現在メキシコにて滞在制作中の坂口直也さんによるワークショップ「Show-Guyの生涯」では、オルタナティブな記憶の整理の仕方を探ることをテーマに、自分の人生を振り返った記憶を抽象画として表現すること行いました。

色鉛筆、油彩、水彩、色紙など各自が用意した画材を用い、過去の出来事や経験、感情を掘り起こし、それを白い画面に定着させていきます。「抽象画」に初めて取り組む参加者も多く、それぞれ戸惑いながら個人のペースで筆を進めていく6時間は、日常とは異なる時間の流れ方をしていたように感じました。小学校、中学校、高校、大学と改めて人生を振り返ることで、今の自分自身が過去の出来事とどのような関係性を結んでいるのか、自身の変化についても意識を向ける静かな時間となりました。

坂口さんも参加者と一緒に画面に向かいながら、時折自身の絵と記憶、メキシコでの生活についての話があり、時折参加者たちと作品を通じたそれぞれのエピソードを共有しながらワークショップは進行されました。

最後に完成した作品をひとりずつプレゼンテーションし、取り組んだ感想について話す時間がもたれました。それぞれが異なる画面の前で、「過去を振り返る」という同じ課題に向き合いながらオンライン上での時間と空間を共有する、という新しい「体験」がこのワークショップで試みられたように思われます。


参加者による「自分抽象画」

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